年末年始に注意してください
それは、これから多くなる忘年会や新年会の際の行動についてです。
何かというと、ついつい深酒・深酔いした挙句、機密書類や顧客情報の入ったカバン、パソコン、あるいは身分証や社用の携帯電話などの紛失、盗難に対するものです。
私自身はこのような経験はありませんが、万が一にもこのようなことに遭遇した場合、非常に大きな影響があります。
責任問題は個人だけでなく、企業としても問われますし、場合によっては損害賠償や刑事罰の問題にも発展します。
実際にセキュリティ事故は外部からの攻撃ではなく、内部からの持ち出しがきっかけになることが多くなっています。またセキュリティ事故は、故意・過失の有無に関係なく責任が問われることがほとんどです。
社員一人一人の自覚も大切ですが、企業として、
①そもそも機密情報を持ち出させない
②営業先から帰宅または忘年会等に参加する場合には、いったん会社や近場の営業所等に帰社させる
③帰社できない、または直帰などの場合には、機密書類を書留郵便で会社に送らせる
といった対策をとることも大切です。
2016年12月13日 21:24