お年玉でお金の教育をしませんか
さて明日、世の子供たちが楽しみにしているのは何といってもお年玉ではないでしょうか。両親、祖父母、叔父叔母・・・いろいろな方から戴くことになりますが、お年玉は子供たちにお金の教育をするにはもっともいい機会です。次のような点について少しお話ししてあげてはいかがでしょうか。
①お金とはどういうものなのか
お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん、叔父さん、叔母さんが働いたことによって得た貴重なものであり、働いた価値を数字にしたものであること
②将来に残しておくことができること
食べ物や飲み物は長期間残しておくことはできないが、お金は「貯金」として銀行や郵便局に預ければいつまでも残しておくことができること
③お礼(利子)がもらえること
銀行や郵便局に預けるとそのお礼としてお金がもらえること
④必要な時に必要なものと交換できること
今使わなくても残しておくことで、欲しいものが出てきたときにお金と交換できる(物を買うことができる)こと
また、全額を自由に使わせるのではなく、一定のルールを決めて親が預かり貯金をしておくことも必要かと思います。「すべてを自由に好きに使うことはできない」ということを小さい頃に教えておくことも大事です。
子供たちの楽しみは残しつつ、この機会に大切なことを教えてあげてください。
※写真は哲学の道(京都市左京区)
2016年12月31日 05:03