もう一回家計簿をよく見てみませんか
シングル世代、ファミリー世代、シニア世代と置かれている状況や、生活環境によって軽減できるポイントは異なりますが、見直しの大きなくくりを、①住宅ローン、②通信費、③保険、④自動車の4つで考えてみましょう。
①住宅ローン
もし余裕資金がある程度あり、住宅ローンの残債が多く、まだ返済期間も長く残っている場合、できるだけ早く繰り上げ返済をしましょう。繰り上げ返済は住宅ローンの元本を減らすことになるため、利息の負担がダイレクトに軽減されます。長い目で見ると大きな効果があります。
②通信費
最近我が家でも見直しをしました。スマホやタブレット、インターネット等の通信費やプロバイダー料は、光回線への変更やおまとめサービスなどを利用すると思った以上に安くなります。携帯会社の最寄りのショップなどに相談してみましょう。
③保険料
生命保険や損害保険の保険料は、契約時の環境から変化しているにも関わらず、そのまま放置している場合、無駄な保険料を払っている可能性があります。また保険金額が多すぎる、保険が重複している、そもそも不要となっている保険もあるかもしれません。保険自体の解約や、保険金額の減額などで保険料を今より安くできるかもしれません。
④自動車
駐車場代、保険料(自賠責・任意保険)、税金、車検代、燃料代等、意外に維持費がかかるのが自動車です。住んでいる地域によっては、生活の足として必要な場合もありますが、なくても意外に不便を感じないものです。レンタカーやカーシェアなどをうまく利用して、大きな経費削減を実現しましょう。
他にも、注意深く家計簿をみれば、無駄なコストがかかっているかもしれません。もう一度、家計簿を見直してみてはいかがですか。
無駄は削り、本来使うべきところや将来の備え、楽しみのために残せるものは残しておきましょう。
※写真は北大路橋(京都市北区)
2017年01月23日 04:59