国民目線で納得のできる天下りをしてください
国民感情からすれば、高級官僚が関連団体に一般では考えられないような厚遇、例えば週1日勤務で年収1000万とか、或いは結構なポストが用意されているなどはおおよそ納得いくものではありません。受け入れる企業や公益法人も、公然とは言えないものの、それなりの見返りを期待して受け入れる訳ですから、癒着が疑われても仕方ありません。テレビドラマでよく見る、元警察官僚のお偉い方が、捜査に圧力をかける、なんてこともほんとにあるのかと疑ってしまいます。
でも、非だけですべてを片付ける問題でもないといえる面もあります。官僚時代に身に着けたスキルやノウハウを無駄にするのはあまりにも惜しいことではないでしょうか。見方を変えれば、我々の税金によって培われたスキルやノウハウでもあるのです。もし、それが民間のために役に立つのなら有効に使ってもらうのも一つの方法です。元官僚で評論家やコメンテータとして活躍されている人もいます。後々も評価される、社会に貢献できる仕事につけば、誰も天下りをすべて否定はしないのではないでしょうか。
結局は官僚一人ひとりのモラル、価値観によるのでしょうか。国民目線で第2の仕事を選んでもらいたいですね。
※写真は栄摂院境内にて(京都市上京区左京区)
2017年02月11日 07:50