ワンタイムパスワードについて知らなかったこと
早速、案内を見ながらパソコンで初期設定を始めたのですが、ここで驚いたことがひとつ、キャッシュカードの他にワンタイムパスワード発行用のもう一枚別のカード(トークン)が送られてきていたのです。
ワンタイムパスワードとは、ネットを通じてコンピュータにアクセスする場合に、最初に申し込んだユーザーIDとパスワードとは別に、1回に限り有効なパスワードのことです。最近では、ネットバンキングでの取引や、クレジットカードの個人情報の照会等に、ワンタイムパスワードの入力が必要なケースが多くなっています。最大の目的は、本人確認によるセキュリティの強化にあります。私が日常生活で使っているメガバンクと地元の信用金庫の場合には、取引の際にスマートフォンにあらかじめダウンロードされた専用アプリを起動し、そこで発行されるワンタイムパスワードを入力しています。このカード形式のトークンの場合、発行用のボタンがあり、それを押すとカード上にワンタイムパスワードが表示される仕組みになっています。内蔵電池の使用の目安は、発行後10年経過、もしくは18,000回のワンタイムパスワード表示となっていますので、すぐに再発行という手間はなさそうです。何よりも初めて手にするカード形式に感心することしきりでした。
ちなみに気になって少し調べてみたのですが、他にカード形式のトークンは東京三菱UFJ銀行が、メールによるワンタイムパスワードの発行はゆうちょ銀行が採用しており、結構身近なところにまだありそうです。
もしかして、それほど驚くことではなかったのかもしれませんね。
2017年02月10日 04:49