ナンバープレートが変わります
ナンバープレートは、正式名称は自動車登録番号標、軽自動車などに付けられたものは車両番号標といいます。普段何気に見ていますが、色の構成、思い浮かびますか?
自家用自動車は白地に緑文字、タクシーなどの事業用は緑地に白文字と定められています。軽自動車では自家用が黄地に黒文字、事業用が黒地に黄字となっています。その他の細かいことは道路運送車両法で決まっています。背景や余白に文字や図柄を入れることは、見にくくなったり、そもそもナンバーがわからなくなくこともあり、法律で禁止されています。が、2019年のラグビーワールドカップの日本開催や、2020年の東京オリンピックを記念してイラストについては解禁することになりました。また、これに合わせて地域振興を兼ねたご当地イラストもOKとなります。
先日(13日)、国土交通省のホームページで2019年のワールドカップについてのイラスト入りナンバープレートの申し込みに関する記事が掲載されました。新たに交付されるナンバーだけでなく、既存のナンバープレートについても地域によって異なりますが、東京の場合は7,000円を払えば変更できるとのことです。また、使用終了後には不正使用防止措置(穴をあける)後に記念品として受け取ることができるということで、ファンやマニアの人にとっては貴重な品となるのかもしれません。特定のナンバーとの語呂合わせで人気を集めたり、もしかして数年後にはご当地のイラストを集めたガイドブックなるものが売り出されたりするかもしれません。
ただ、イラストのデザインは地域振興を前提として、あまり地域のイメージを壊さないようなものにしてほしいですね。
※写真は東福寺の通天橋(京都市東山区)
「特別仕様ナンバープレート申込開始」に関する国土交通省の資料はこちら
2017年02月14日 05:03