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お店や企業が継続することの共通項

グリルはせがわ
今日は地元ネタです。
京都には種類はさまざまですが「老舗」と呼ばれる小さなお店がたくさんあります。「平安の時代から都があった土地柄だから、そういった店があっても当然だろう」といわれればそうなのかもしれません。私が普段の生活の中で行く、あるいは知っているお店にも、創業が江戸時代というようなお店がいくつかありますが、ふと何か共通項ってあるのかと考えてみた時、2つ思いつくことがあります。
1つ目は、誰もが認める品質やブランド力があって、またそれを応用して進化を続けていることです。まず「あの店の味はええね~」とか、「いいもん作らはる」という共通的な評価があることです。同じ商品を作っていても、そのお店ごとの独自性というか、独創性があって、それが地元の人の生活に染み込んでいるのです。そして、よく「京都人は保守的だけど革新的、新しいものを取り入れるのが好き」といわれますが、伝統的な品質、ブランドは守りつつ、それを活かして新しいものを作り続けていることも長く続く要素の一つなのかなと思います。
2つ目は、継続性です。継続しているから老舗になりうるのですが、実はこれって難しいことです。品質やブランド力を次世代に繋げる、後継者の育成というのは単に技術の継承だけではない精神的な部分も必要になります。精神的な部分を受け継ぐって親子でも難しいことですから。
この2つのこと、言うまでもなく民間企業にも当てはまります。ある商品や技術力に卓越して、大きなシェアを占めている中小企業はたくさんあります。そういった企業に共通しているのは、一つの商品や技術に奢ることなく、常に先を見て新しいものに取り組んでいるということです。そして、そういった企業は継続することの重要性にも重きをおいているので、後継者の育成も決して疎かにしないんですよね。

誰しも一つの成功体験から保守的になりがちですが、常に新しいものを取り入れ、それに次に引き継ぐことの繰り返しが、やがて世の中で認められる品質やブランド力となっていくんでしょうね。
※写真は学生時代によく通った「老舗」洋食店 グリルHASEGAWA(京都市北区)


2017年03月12日 08:05
FP・社会保険労務士事務所  つくるみらい
ファイナンシャルプランナー一柳賢司

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