続・マイナンバーカードの普及率が発表されています(4)
年月 | 交付率 | 前回からの増加率 | 1ヶ月あたり |
---|---|---|---|
平成29年3月8日 | 8.4% | ー | 0.6% |
平成29年5月15日 | 9.0% | 0.6% | 0.3% |
平成29年8月31日 | 9.6% | 0.6% | 0.2% |
平成29年12月1日 | 10.2% | 0.6% | 0.2% |
平成30年3月1日 | 10.7% | 0.5% | 0.16% |
平成30年7月1日 | 11.5% | 0.8% | 0.2% |
平成30年12月1日 | 12.2% | 0.7% | 0.14% |
平成31年4月1日 | 13.0% | 0.8% | 0.2% |
令和元年7月1日 | 13.5% | 0.5% | 0.17% |
相変わらずのスローペースであることは否めませんが、毎月少しづつ増えているようです。マイナンバーカードは、公的な身分証明書として利用することができる便利なものであるはずなのですが、当初の想定通りとはなかなかいかないようです。何よりも、カードを持つメリットとデメリットを比較すると、個人情報の流出にもつながりかねないデメリットの方が大きいという不安があるのかもしれません。以前からこのブログでも書いていますが、やはりもっとも日常生活で頻度の高い、健康保険証としての利用ができれば劇的に普及するように思うのですがいかがでしょうか。
仕事柄、マイナンバーはよく扱いますが、確認のためにマイナンバーカードを提示いただいたことは一度もなく、通知カードをみなさん提示されます。かくいう私自身も未だに交付を受けていませんので、あまりその善し悪しをいうことはできませんが、やはりもう少し何かがあれば考えるのですが。
それにしてもこの普及率で気になるのは、分母になる総人口が平成30年以降、基準が平成30年1月1日となっていること。人口減少が続く中、その時点の総人口を分母にすればもう少し普及率が上がるはずなのですが。