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退職時にはキチンと説明を

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午前中、顧問先を今月末日に退職される人の手続きに伺ってきました。

こちらの顧問先には社内で人事・労務管理をされている方がいないため、入社・退社時の対応を一任されています。今回はあらかじめ準備しておいた社会保険(厚生年金・健康保険)と、雇用保険の資格喪失関係の書類への署名・捺印をしていただいたのですが、このときには必ず現在までと今後の違いをご説明するようにしています。

年金であれば、現在は厚生年金+国民年金に加入しているが、再就職するまでは国民年金のみとなり、自身で保険料を払う必要があること。健康保険については、任意継続になるか、家族の被扶養者となるか、住所地の国民健康保険に加入するのか。雇用保険については、失業手当の支給を受けるのか受けないのか、それぞれどんなメリット・デメリットがあるのか、などなど。

他に、住民税の扱いや最終給与の支払い方法など、退職時に説明しなければならなことは意外に多いのです。また、すべてがお金に関わることだけに一つづつ丁寧な説明が必要なのですが、退職時に社員に説明できている企業はどれくらいあるのでしょうか。皆さんの会社ではできていますか。

円満退職と行かない場合、なかなか退職者と向き合うのは難しいことですが、会社としてキチンと説明することもポイントです。
 
2019年08月29日 14:05
FP・社会保険労務士事務所  つくるみらい
ファイナンシャルプランナー一柳賢司

ファイナンシャルプランナー
社会保険労務士
マンション管理士
一柳 賢司

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