人生で2度目の場所
毎年、社会保険労務士試験が終わった週の金曜日に開催される中支部納涼会、今年は理事&厚生委員という立場上、裏方としての出席になりました。京都駅近くのホテルでの一次会ののち二次会にご案内、二次会は京都タワーホテルのスカイラウンジ。ちょうど京都タワーの根元部分にあるスカイラウンジ、生涯で2度目の京都タワーとなりました。
大抵の場合、地元の観光地にはあまり行かないものです。初めて京都タワーに上ったのは、子どもがまだ小さかった20年程前のこと、このとき以来でした。
そこで京都タワーにちなんだお話を2つ、まずは京都タワーの高さについて。京都タワーは意外に高く、その高さは131メートル。これは建設当時の京都市民の人口(131万人)に由来しています。東京スカイツリー(634m)は地名である「武蔵」から来ていますが。京都タワーは「人口」から来ているのです。
また、建設にあたり、大きな景観紛争を巻き起こした京都タワー。完成後に最初に上ったのはなんと建設反対派であった人たち。反対であった人たちが最初というのは「なぜ?」と思いませんか。その理由とは「京都タワーを見なくていいから」。確かに中に入ればそのもの自体は見えません、納得といえば納得です。
ちなみに京都タワーの構造は簡単に言うと、サランラップの芯を大きくしたようなモノ。つまり円筒のつなぎ合わせでできていて、鉄骨を全く使用していません。もし上る機会があれば、そんなことを考えながら上ってみてはどうでしょうか。
2019年08月31日 16:28