今日は「晴れ」の特異日
今日10月10日は55年前に東京オリンピックの開会式が行われた日です。以前はこれを記念して10月10日は体育の日(来年からはスポーツの日)として祝日でしたが、今は第三月曜日が体育の日となるため、「今日は何の日だった?」と聞かれても知らないという人もいるかもしれませんね。
さて、55年前の開会式の日は今日の空と同じように、雲一つない快晴でした。なぜ東京オリンピックの開会式を10月10日にしたか、これは10月でもっとも晴れる可能性の高い、いわゆる「晴れの特異日」で週末という条件を満たしたことで決まったというのは有名な話です。そこでふと沸いた疑問、「京都で晴れの特異日っていつなんだろう・・・」
いろいろ調べてようやく見つかったのは大阪管区気象台のホームページで見つけた天気出現率の統計。1981年から2010年までの30年間の統計ということで、期間限定でちょっと古いのですが、この資料によると京都でもっとも晴れる確率が高いのは、8月3日で83.8%、次が11月4日の82.8%。80%を超えるのは10月~11月に集中していて、この時期は秋晴れのごとく、天気が安定するようです。逆にもっとも晴れない日は6月21日から29日にかけて、10%台の日が続きます。この時期は梅雨入り直後でどこも同じでしょうか。
「嵐の前の静けさ」とも思える天気ですが、週末の台風では被害が出ないよう、予報が外れることを期待するばかりです。
2019年10月10日 08:50