京都市では乾杯はアレでします
社会保険労務士の京都会や中支部での宴席では、清酒(日本酒)と決まっています。会社員であった頃、社内外では乾杯は「ビール」と決まっていましたので、日本酒での乾杯はちょっと意外でした。何度か同じ事が続いた後、その理由を知ることになりました。それは京都市が推奨しているため。京都は全国有数の清酒(日本酒)の産地であることから、条例を制定し、清酒による乾杯の習慣を広めようとしているのです。
「京都市清酒の普及の促進に関する条例」について
この条例、別名「清酒乾杯条例」ともいわれています。第4条に「市民は、本市及び事業者が行う清酒の普及の促進に関する取組に協力するよう努めるものとする」とあり、私たち京都市民にも協力を求めていますが、仮にビールやワインで乾杯をして罰則を受けるなんてことはありません。が、この条例が制定されてからは、京都市が主催するイベントでは当然のこと、市内のホテルでも清酒による乾杯を働きかけることが増えているそうです。今の仕事を始めるまで、京都市内のホテルでの宴席に出席することがなかったので、恥ずかしながらこの「清酒乾杯条例」を知りませんでした。
京都では乾杯は日本酒で。
2019年10月12日 08:02