世の中にはこんな順番待ちもあるんですね
例の「桜を見る会」の参加者名簿を内閣府がシュレッダーにて廃棄したとのこと。何処でも誰れもこのご時世、個人情報の処分を適正に行うためにシュレッダーで処分すること自体は、むしろそうすべきで問題ありません。ところが、ここで出てきたのがシュレッダーをするのに予約が必要で、その予約が取れたのがたまたま開示請求が行われた日であったという、「予約がいるの?」と「本当にたまたま同じ日なの?」ということ。俄には信じがたいお話です。
シュレッダーをするのに予約が必要、順番待ちがあるというのは、おおよそ中央官庁でそんなルールがあるということが不思議です。独占的に長時間の作業で、いろいろな部署との調整が必要とあればわかりますが、たかがシュレッダー作業にそのようなことが必要とは。摩訶不思議なことが、世の中にはあるもんなんですね。
「その書類を見せてください」と言われた日と同じに日に処分してしまった、こんな偶然はどれくらいの確率で起こるものなんでしょうか。処分した後から言われるならまだしも同じ日というのは、そこに何らかの意図を感じてしまいます。そんな偶然がよく起きるのも昨今のこの国の事情なんでしょうか。
優秀な官僚の方たちが、国会議員の質問に対してこんなことをシラッと答えているニュースをみること自体、なんとも言えないむなしさを感じてしまうのですが、いかがでしょうか。
2019年11月23日 18:29