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日本でもアメリカでもそれほど変わらない?

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アメリカの下院で、現職のトランプ大統領を弾劾訴追する決議が可決されました。

現職大統領としては史上3人目とのことで、年明けから上院で罷免するかどうかを決める弾劾裁判が始まります。もっとも、アメリカの上院・下院は日本でいうねじれが起きていて、下院では野党・民主党が過半数を占めているものの、上院では与党・共和党が過半数を占めています。大統領を罷免するには、上院で出席議員の3分の2以上が「有罪」と判断する必要があるため、罷免が現実となることはなさそうです。

大統領制であるアメリカと、議員内閣制の日本を単純に比較はできませんが、今回の弾劾裁判は日本で言う内閣不信任案のようなものです。与党議員が離反しなければ成立しないというのはどこの国でも同じですが、日本では野党が何かあると決まった様に使う内閣不信任決議や問責決議に比べて、アメリカの弾劾決議はとても重い意味を持つ行為であるように見えます、

今回の一連の報道を見ていて感じたのは、弾劾の理由の一つが「権力の乱用」。日本でも昨今何かとそう考えざるを得ないような問題が起きています。権力を持つ人がその力をどう使うか、見方によってそれが政治手腕として評価されたり、あるいは権力の乱用と評価されたり、難しい問題ですね。それによって利益を享受する人、しない人によって評価も分かれる訳で、こうなると何が良いのか何が悪いのか分からなくなります。

ただ、日本とアメリカで大きく違う点、上院での弾劾裁判は126時間という時間が費やされるとのことです。どこかの国のように牛歩戦術を使って時間を引き延ばすこともありません。このあたりはアメリカの民主主義の方がやはり上なんでしょうね。

 

2019年12月20日 14:45
FP・社会保険労務士事務所  つくるみらい
ファイナンシャルプランナー一柳賢司

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