1月6日からハローワークが変わります
いつもどおり、書類を提出し番号の書かれた紙を受け取った後、待合の椅子へ。ここには大きなモニターが置かれており、公共職業安定所からのお知らせなどが流れています。いつも「ああ、そうそうこれ変わったな」とか、「こうなるんだ」「これ気をつけんといかんな」など、心の中でつぶやきながら眺めているのですが、その中で気になるお知らせが一つ。
「令和2年1月より、雇用保険の手続き関係の書類の受付時間が16時までに変わります」というもの
その理由として電化化申請によって提出された書類の取扱いに対応するためとのこと。こちらの公共職業安定所では電子申請によって行われる比率が約40%となったこともあるのでしょうか。単純に考えればその分窓口で受ける件数は減っている訳で、その分時間を短くしても問題は無いのでしょう。むしろ増え続ける電子申請に必要な時間を確保しなければなりません。私はもっぱら持参派で、朝一か昼一に行くことが多く、あまり影響はありませんが、窓口持参は16時まで、ご注意ください。
また、来月6日から公共職業安定所のサービスが充実します。まずは、ハローワークインターネットサービスが、これまでのパソコンだけででなく、タブレット端末やスマホでもできるようになること。また、インターネットサービス上に、マイページを作成して、求人情報の保存や採否連絡などのサービスを受けることができるようになります。さらに求人票が一新され情報量が増えることで、企業の情報をより詳しく知ることができるようになります。民間企業の求職支援サイトに近しいサービスが提供されるようになるようです。
ただ、こういったデジタルをなかなか扱いこなせない人たちもいます。特定のサービスがデジタル化されるとしばしば起きる議論ですが、そういった人に向けてのフォローも同時に必要です。便利になった反面で、情報を得にくくなり仕事を見つけられないでは本末転倒ですから。
2019年12月25日 09:16