🌸もうすぐ桜の季節がやってきます
あと、10日もすれば京都市内でも桜が咲き始めます。「今年の京都の開花予想日は?」といくつかのサイトをみると昨年より少し遅く、29日を予想しているところが多いようです。市内には桜の名所が数多くありますが、京都市はその盆地という地形の影響もあり春の桜、秋の紅葉を長く見ることができます。春の桜は市街地から始まり大原や高尾といった山間部で終わる、秋の紅葉はその逆で山間部から始まり市街地で終わるといった具合です。それだけ長く、いろいろな光景を見ることができる、少し恵まれた地なのかもしれません。
そんな光景を目指して、3月末から4月上旬にかけて「そうだ、京都にいこう」と計画されている方、たくさんいらっしゃると思います。例年のことですが、言うまでもなく「名所」といわれるところは非常に混雑します。特に4月に入ると、大学の新入生歓迎会なども重なり、鴨川の河川敷や出町の三角州あたりは早い時間からブルーシートが敷かれ、場所取りが始まります。
では、比較的空いている時間はいつか? 混雑を避けて見るということであれば早朝、もしくは拝観時間終了30分前くらいがいいかと思います。早朝は宿泊客はまだ行動を起こしていません。また拝観終了間際は新たに入っている人は少なく、おのずから人は少なくなります。私は写真を取るのが目的のため、いつも早朝に行くようにしています。日の出前後は光が柔らかく、横から日が差すので綺麗な写真が取れるためですが、そんな時間にいるのは大体同じ目的の人ばかりですが。
最後に「個人的」にお気に入りの場所をご紹介します。順番は特に関係はありません。
①冷泉通の疎水沿い
②真如堂
③知恩院山門前
④上賀茂神社
⑤京都御所の枝垂れ桜
⑥哲学の道
⑦出町柳から北大路通りまでの高野川沿い
他にも多々あります。もし、京都に来られる予定があれば立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
※写真は17日の冷泉通疎水沿いの桜(京都市左京区)
2017年03月19日 08:14