先が見えないことが何よりの不安
観光客を見かけることがほとんどありません。平日ということもあったのかもしれませんが、それらしい人を見かけるとほとんどは日本人で、年始1月頃まで大挙して来ていた中国人を見かけることはほぼありません。
これだけ減少すると影響は少なくなく、少なからず顧問先からご相談を受けることが増えてきました。業界も観光業だけではありません。サプライチェーンが途切れたことで、建設関係にも影響が出ています。この先もし感染が拡大し、さらに制限がかかることになったらと考えると経営者の不安は増すばかりです。先日も、「今月・来月はまだ大丈夫だけど、5月以降もこの状態が続けばなんらかの手は打たないといけない」という相談を受けました。何よりもこの先が全く見通せないことが一番の不安です。
政府の対応は、少しづつ影響のない範囲で制約をかけていくということのようです。大量出血(経済へのダメージ)は起きませんが、じわりじわりとダメージを受けています。もしかしたら、大ナタをふるって一時の大量出血はするものの、その後を完全に食い止めることができれば、結果としてはいいのかもしれませんね。
この先どうなるのか予想がつかないのですが、デマなどの一時の不確かな情報に右往左往すると不安が助長されてしまいます。一人一人には何が正しいのかを見極めることも求められているもかもしれません。
2020年03月08日 12:52