労働条件等の調査・指導を受けてきました

顧問先企業に2月に届いた、「労働条件等の調査指導」の案内。これは賃金、労働時間等その他の法定労働条件遵守のため、労働基準監督署にて監督官の調査・指導を受けるものです。昨年も他県の顧問先が対象となり、これで2年連続となりました。あくまでも私の経験則ですが、法人が初めて36協定や従業規則を届出た場合、その翌年に対象となることが多いような気がします。あくまでも経験則ですが。
今回は当初はオーナー様が出向くことになっていたのですが、昨今のコロナウィルスの対応で時間がとれず、1週間前に「代わりにお願いしたい」とのご依頼。事前の案内で指定された書類はすべて揃っていましたので、特に慌てる必要はなかったのですが、前日には一通り漏れがないかどうかチェックして臨みました。
残念ながら1点だけ、是正事項の指摘を受けました。当たり前のことですが、重大な法令違反に該当するようなことはなく一安心。我々はプロですから、法令違反などあってはならないのですが、どこかでなにか勘違いや見解の相違を起こしていないかという心配はあります。その意識があることが、慎重に事務を進めることに繋がっています。
今年の4月は、働き方改革による改定事項がいろいろと施行されます。知識が陳腐化しないようにインプットを心がけ、顧問先にご提供していかなければなりません。
2020年03月18日 20:09