続・マイナンバーカードの普及率が発表されています(9)
年月 | 交付率 | 前回からの増加率 | 1ヶ月あたり |
---|---|---|---|
平成29年3月8日 | 8.4% | ー | 0.6% |
平成29年5月15日 | 9.0% | 0.6% | 0.3% |
平成29年8月31日 | 9.6% | 0.6% | 0.2% |
平成29年12月1日 | 10.2% | 0.6% | 0.2% |
平成30年3月1日 | 10.7% | 0.5% | 0.16% |
平成30年7月1日 | 11.5% | 0.8% | 0.2% |
平成30年12月1日 | 12.2% | 0.7% | 0.14% |
平成31年4月1日 | 13.0% | 0.8% | 0.2% |
令和元年7月1日 | 13.5% | 0.5% | 0.17% |
令和元年9月16日 | 14.0% | 0.5% | 0.25% |
令和元年11月1日 | 14.3% | 0.3% | 0.15% |
令和2年1月20日 | 15.0% | 0.7% | 0.23% |
令和2年3月1日 | 15.5% | 0.5% | 0.25% |
令和2年4月1日 | 16.0% | 0.5% | 0.5% |
令和2年5月1日 | 16.4% | 0.4% | 0.4% |
令和2年6月1日 | 16.8% | 0.4% | 0.4% |
令和2年7月1日 | 17.5% | 0.7% | 0.7% |
令和2年8月1日 | 18.2% | 0.7% | 0.7% |
令和2年9月1日 | 19.4% | 1.2% | 1.2% |
以前は2~3ヶ月毎の更新であったものが、毎月更新となったのはなぜか。新型コロナウイルス感染症に関する様々な対応が求められる行政官庁。にもかかわらず毎月更新されるようになったのは、もしかしてマイナンバーカードの交付率があることをきっかけに上昇したことにあるのでしようか?
そのあることとは、全国民に一律で10万円支給されたあの制度、「特別定額給付金」に起因するもの。当初マイナンバーカードを利用して申請すれば、郵送信用申請よりも早く受け取ることができると言われました。そのため、市町村窓口に交付申請が殺到したというニュースがありました。実際3月に15.5%であった交付率は、9月には19.4%と6ヶ月で実に4%も上昇しました。過去には1ヶ月あたりの交付率の上昇は平均で0.15~0.25%程度。これに比べれば倍以上の伸び率に、内閣府が毎月周知したい理由が分かる気がします。
現在はマイナポイント付与という特典があることから、もう暫くは交付率は伸びていくかもしれませんが、とはいえまだ国民の10人に2人弱しかもっていないカード、こうなると交付申請したら給付金を付与する位のことをしないと増えないのかもしれませんね。
2020年09月23日 18:27