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将来に向けた準備は今から早めに

れんげそう(0425)
2週間ほど前、あるお客様のところでお金に関するセミナーを実施させていただきました。そのときのアンケートでについて少しお話しします。

アンケートの質問自体は極めてシンプルです。「今、もっとも関心のあることはなんでしょうか?」その結果、世代別に次のような結果になりました。

年齢 今、もっとも関心が高いこと
20代 投資 33%
30代 教育資金の準備 43%
40代 老後資金 40%


興味深いのは、上記の結果にはありませんが、20代の方について「投資」の次に多かったのが「老後資金(20%)」ということです。1位の「投資」もよくよく聞いてみると、年金制度が不安でそれを補うための自助努力としての「投資」に感心があるということでした。つまり、20代のおよそ半数は、老後資金に感心があるということです。

確かに、仮に今の公的年金制度が維持されたという前提でも、厚生労働省のモデルとなっている試算では、夫婦二人で22万円という数字があります(H27年度)。他の状況にもよりますが、まあ最低限の生活をするには支障がない金額ですが、余裕があるという数字でもありません。では、どうしますか?

国を頼らない(頼れない)ということであれば、自助努力しかありません。幸い、このアンケートに答えていただいた方は若い方が多く、「時間」というメリットがあります。この「時間」をうまく使って、長期でリスクを抑えた投資をするのがベストです。投資は少なからず波があります。ただ、運用期間が長ければリスクとリターンが相殺される可能性が大きいのです。また、資産価値を維持することもできます。とお話しさせていただきました。

まずは、目標を決めて(例えば40年で3000万貯める)、それに向かって毎月・毎年いくら貯金すればよいかを計算してみましょう。金額と期間、その間の運用利回りの3つの数字を使って「減債基金係数」という数値を使えば、毎月あるいは毎年いくら貯めればよいか簡単に計算できます。期間が長ければ長いほど、複利効果も手伝ってラクに準備できます。

まずは、何事も始めなければ変わりません。また、早い方がラクに準備できます。いつまでにいくら準備しますか?


2017年04月25日 08:22
FP・社会保険労務士事務所  つくるみらい
ファイナンシャルプランナー一柳賢司

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一柳 賢司

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