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ビール、発泡酒、第三のビールが9年後に同じになるのは?

百万遍・知恩寺
一昨日(4/27)、FP京都支部のスタディグループの勉強会に参加してきました。今回のテーマは「FPが知っておきたい 平成29年度税制改正のポイント」、講師は大阪市で藤本総合会計事務所を経営されている税理士・CFP®の藤本勝仁先生でした。

約2時間、平成29度年度税制改正のポイントを講義していただきました。今年は例年に比べると改正規模は小さいとのことでしたが、配偶者控除の見直し、タワマン税制、セルフメディケーション税制等、一般庶民に影響のある内容もあり、FPというより一納税者として興味深いものでした。 その2時間の中で、参加したメンバーの会話が最も盛り上がり、関心の強かった改正項目が、「酒税」です。私も詳細は把握していなかったこともあり、「こうなるんだ」と感心しきりでした。皆さん、ご存知ですか、いずれビールと発泡酒、第三のビールの税金が同じになること。
以下が今後の酒税の改正スケジュールと税額をまとめた表です。第一段階は平成32年10月1日、第二段階は平成35年10月1日、そして第三段階は平成38年10月 1日です。

(350mlあたりの税金)(*)麦芽比率25%未満
種類 現在 改正後(第1段階) 改正後(第2段階) 改正後(第3段階)
ビール 77円 70円 63.35円 54.25円
発泡酒(*) 46.98円 46.98円 54.25円 54.25円
第三のビール 28円 37.8円 46.98円 54.25円
チューハイ 28円 28円 28円 35円


このとおり、ビールは大幅に下がり、発泡酒・第三のビールは大幅に上がり、平成38年には同じになります。今、発泡酒・第三のビールを「値段が安いから」という理由で買っている人にとっては、お手頃感はなくなります。「価格が一緒なら、ビールにしよう」という人が増えるかもしれませんね。 ただ発泡酒は、糖質、カロリー、プリン体などを抑えた商品が主流になっていることもあり、今後はこういった品質の面での違いで、よりビールとの差別化を図っていくんでしょうか。

私は家ではもっぱらチューハイ派です。もし増税分値上がりしても、その分美味しくなれば、「よし」とします。
※写真は百万遍知恩寺境内にて(京都市左京区)


2017年04月29日 07:52
FP・社会保険労務士事務所  つくるみらい
ファイナンシャルプランナー一柳賢司

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