学生時代の友人との会話から
先週の水曜日のことですが、学生時代の友人と一献傾けてきました。半年前までは毎日通った大阪、開業後も仕事では何度も行っていますが、暖簾をくぐるのは半年ぶりでした。この友人とも毎年年賀状では「今年こそ飲みに行こう」と合言葉のように書くこと数年。会うのは本当に久しぶりでしたが、話し始めれば、仕事のこと、子どもや家族のこと、学生時代の話で大いに盛り上がりました。
その中で、友人の口から出た話に、驚き、またショックを受けたことがありました。でも、現実には自分にもいつ降りかかってもおかしくない話です。それは、我々2人の共通の知り合いである同窓生が白血病で亡くなっていたこと、そして友人の奥様も3年ほど前にがんを患い、闘病生活を送っていたとのことでした。奥様は幸い治癒されていまは普通の生活を送っているとのことでホッとしたのですが、がんが本当に身近な話であることを改めて考えさせられました。
私も今、病院と連携してがん患者さんやそのご家族の支援に微力ながら協力させていただいています。紹介いただいたがんの症例や治療法、抗がん剤等に関する書物や資料を読み、サバイバーの方の手記を読んだりもしています。また、つい最近もご家族の方と直接お話しをする機会もありましたが、やはりがんというのは他の病気に比べ、患者さんや家族、周りの人々に与える影響が非常に大きくなる可能性がある病気だとつくづく感じています。
何かできることでその影響を少しでも小さくできるようサポートさせていただきたいと思います。
2017年05月14日 07:57