街の「とある場所」で傘が買えるようになります
突然雨が降り出したとき、最寄りのコンビニに駆け込んでビニール傘を買った経験のある人も多いと思いますが、12日(月)から意外なところで傘が変えるようになります。その「とある場所」とは、郵便局です。日本郵便が7日にホームページにてプレスリリースしました。
全国約4500の郵便局で販売される傘、その名も「ポキッと折れるんです」。
「すぐ壊れて心が折れる」、とか「要らなくなったら簡単に手で二つ折りにできる」というマイナスの意味ではありません。この傘は、強い風にあおられたとき、傘の骨が外側に折れることで風を逃がし、傘が壊れるのを防ぐというものです。外側に開いた傘は一度たたんで再度開けば元通りになります。よく折り畳み傘でも似たような状況になりますが、再度開くときの手間がかからないようです。
「ポキッと折れるんです」は、福岡県の「長寿の里」のいう企業が商標登録し、傘自体についても特許取得がされています。ちなみに発明の名称は「風圧により損傷しない傘」、う~ん確かにその通り。
今回は全国の郵便局とタイアップした販路拡大といったところでしょうか。
なお、郵便局での販売価格は税込みで1,080円、コンビニで買うビニール傘2本分、1シーズンに壊れる、失くす本数を考えると微妙な価格ですね。
※写真は真如堂にて(京都市左京区)
雨傘「ポキッと折れるんです」販売開始に関する日本郵政の記事はこちら
2017年06月10日 08:17