清水二寧坂にスタバがオープンします
スターバックスコーヒーが同社のホームページで清水二寧坂へ出店するプレスリリースがありました。緑のあのおなじみの看板ではありません。
二寧坂は、三寧坂や清水坂と並んで清水寺界隈を散策するに欠かせない道で、かつ景観規制が厳しい地域です。そこにあのスタバが出店するということでプレスを読んでみましたが、景観保全や近隣住民、他の観光客への配慮を十分に対応しての出店のようです。
京都市内では、歴史的な寺社仏閣などがあり景観保全の指定がされている地域では、高さ制限は言うまでもなく、店舗の色や屋根の形状など、様々な規制があります。例えば八坂神社の向かい側のローソンが白地に黒で「LOWSON」と書かれていたり、京都御所の向かいのマクドのが「M」の背景色が茶色だったりします。また、京都市内にはネオン看板はありません。
スタバが出店する「京都二寧坂ヤサカ茶屋店」は、現存の歴史的建造物を外観をそのまま利用し、看板はいつも見慣れたあの緑ではなく、世界で初めて濃青を基調とした暖簾がかかります。店内の写真もプレスで見ることができますが、スタバのイメージを残しつつ、伝統に最大限配慮した雰囲気がなかなか〇です。
6月30日オープン、この界隈はこういった休憩できる場所が少ないため、おそらく相当人気が出るのではないかと思います。近隣や他の観光客への配慮し、店の前に並ぶことができないということで、観光シーズンに入店するには「タイミング次第」ということでしょうか。
いつ行けるか分かりませんが、そのときにはできればコーヒーではなく、御抹茶をいただきたいものです。
京都市の景観規制に関する資料はこちら
2017年06月25日 15:48