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祇園祭

祇園祭・鶏鉾
今日は地元ネタです。

7月、地元ネタとしてこれを取り上げないわけにはいきません。この1ヶ月間、京都の町は祇園祭の様々な行事が続いています。その中でも前半の山場、前祭り(さきまつり・さきのまつり)の宵山と山鉾巡行が今日(今夜)と明日行われます。

祇園祭は明治以前は祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)、略して祇園会(ぎおんえ)とも呼ばれた、八坂神社の祭礼です。平安時代に大流行した疫病退散がことの始まりで、当時は疫病が流行した時のみ行われていたものが、970年から今のように毎年行われるようになったとされています。応仁の乱や、第二次世界大戦時などで何度か中止されたこともありますが、1000年以上続けられている祭りで、京都三大祭の一つです。

以前は7月16日の宵山、17日の山鉾巡行と1回の日程ですべての山や鉾が出ていましたが、平成26年から前祭り(さきまつり・さきのまつり)を16~17日に、後祭り(あとまつり・あとのまつり)を23~14日と分かれて行うようになりました。昭和40年以前の形に戻ったということになります。

この前祭りと後祭り、大きな違いがあります。
➀巡行のコースが反対周り。前祭りで進んだコースを後祭りは逆に進む
②後祭りの宵山は、歩行者天国にならない。また露店が出ない
ということで、後祭りは比較的、ゆっくり静かな中で見ることができます。

前祭りの巡行での見どころはたくさんありますが、耳で感じることができることもあります。四条烏丸を出発して、四条通りを東へ進み、四条寺町の御旅所(おたびしょ)までのコンコンチキチンのお囃子と、御旅所で八坂神社に拝礼した後のお囃子のリズムが違うことです。前半はゆっくり、後半は戻り囃子といって速くなります。もし、近くで見られる方は注意して聴いてみてください。

ちなみに、何か時期を逸した時や手遅れのときによく使う「後の祭り」、この語源は祇園祭の後祭りという説があります。今年はこの後祭りの巡行をゆっくり見てみたいと思います。

※写真は鶏鉾(四条室町にて15日に撮影)


2017年07月16日 08:56
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ファイナンシャルプランナー一柳賢司

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