ガンバレ! 高校球児
ある高校のグランドの前を通ったとき、野球部が練習の真っ最中でした。
妻が一言、「この学校、予選どうだったんかね~」
帰宅後ネットで調べてみると残念ながら1回戦で敗退していました。ということは、練習をしていたのは、1・2年生だったんでしょうか。
全国では予選の真っ只中、今年は3,839校が甲子園を目指しています。すでに敗れてしまった、あるいは勝ち進んでいる学校があります。49校が甲子園に出場して、そこでも敗れる学校、勝ち進む学校があります。いわば全国規模のトーナメント戦、1回敗れればそこで終わり、それが高校野球の魅力なんでしょうね。でも、どこで敗れても、敗れる数は、弱い学校も強豪校も平等に1回なんですよね。
話は変わりますが、毎年、野球留学で選手を集めた学校が甲子園に出場すると、「学校を有名にするため」とか、「お金で生徒を集めた」など、何かと話題になります。私はこの意見には賛成できません。中学を卒業した15歳の子供が、親元を離れてでも夢をかなえようとしたこと、あるいは夢を叶えて甲子園に出場したことは、批判ではなく、むしろ褒めてあげるべきかなぁと思います。どうでしょうか。
地元を離れてスポーツ留学するのは、何も野球に限ったことではありません。それでも野球が注目されるのは、やはり甲子園という舞台で学校名が宣伝されるという、コマーシャル的な面があることでしょうか。でもそれは大人の事情であって、本人たちには関係のないことです。
ひたむきに頑張る姿を見れば、自然と応援しかできないと思うのですが。
2017年07月17日 08:22