伏見稲荷大社は外国人一押しの観光スポットです
先週、京阪電車の祗園四条駅で電車待ちをしていたとき、外国人の方から声をかけられました。
「Is it OK with this train to go to Fushimi Inari?」
最近、京阪電車の駅で電車待ちをしていると、よく外国人観光客からよく聞かれるのが、次に来る電車で伏見稲荷大社に行けるか(電車が停車するか)どうかです。以前目にした雑誌では、伏見稲荷大社は今、外国人に最も人気のある観光スポットとのことで、聞かれる機会が増えたのも当然でしょうか。
言わずと知れた全国にある「〇〇稲荷」「おいなりさん」の総本山、私は結婚後の7年間ほど、歩いて5分ほどのところに住んでいました。毎日「裏参道」と呼ばれる伏見稲荷商店街の石畳の道を歩き、京阪電車伏見稲荷駅から職場へ通勤していました。その当時は正月、節分、毎月末は別として、普段は土日でもそれほど混むことはありませんでした。
ところが今や京都への観光ブームもあり、平日昼間の千本鳥居は外国人観光客が多く押しかけています。千本鳥居だけでなく、稲荷山の頂上、一ノ峰まで続く鳥居は何か異次元で荘厳な雰囲気がありますが、それが外国人の感性にも触れるのが人気の理由なのかと思います。
ただ、この稲荷山、頂上の一ノ峰までの階段や石畳の参道を登るには結構体力が必要です。途中にあるいくものお社に参拝しながら登ると1時間程度はかかります。東山三十六峰の一番南にあたる稲荷山の頂上からは、京都盆地の南部を一望でき、ご利益も考えると登るに十分な価値があることは言うに及びませんが。
ちなみに、数千もあるといわれている朱塗りの鳥居は奉納されたものです。鳥居には奉納した企業名や氏名が記載されています。大手企業をはじめ、いろいろな企業名がそこには並んでいますので、もしかしたら自分の会社もあるかもしれません。帰り道、探しながら参道を下るのも一興です。
※写真は一ノ峰に続く参道にて、こんな企業の鳥居もあります
2017年07月30日 08:29