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社員がいきいきとする会社とは

夕焼け(20171018)
最近お話ししたある会社の社長さんとの会話。
「社員がいきいきとする会社って何が必要なんでしょう?」

いろいろと議論をしていく中で、またお互いの経験則をそれぞれ話すうちに、最後に意見が一致した点をいくつかご紹介します。

1.仕事をしっかり最後まで任せ、結果はきちんと評価する
ある仕事を誰にさせるか、経営者や管理職が判断し、任せた以上は最後までやり切らせる。任されることでやりがいをもち、また責任感が育ちます。途中で進捗状況を確認し、アドバイスやサポートをすることはあっても、途中で仕事を取り上げたり、ましてや最後の仕上げを上席者が持っていくことはあってはいけません。最後まで任せて敢えて失敗させることも大切で、また任せた以上、失敗したときの責任は、上席者も一緒に負わなければいけません。

2.意見が最後まで言える、聞いてもらえる、評価してもらえる
社員であれば年次や役職に関係なく、自分の意見を最後まで言える組織であること。またその意見に対して、きちんと応えることや評価することは、「自分の話を聞いてもらえるんだ」という自信になります。上席者は、途中で話をさえぎったり、自分の経験則が絶対であるとして比較したり、そもそも話を受けつけなかったり。これでは社員はどんどん小さくなってしまいます。

3.最終的な、「対外的」な責任は経営職が持つ
会社が提供したサービスや商品に何らかの問題があった場合、かかわった社員が社内で相応の評価を受けることは当然のことです。しかし、ユーザーへの責任は経営職が取らなければなりません。また、社内での責任は一担当者である社員だけでなく、上席者も同様です。もし、責任のレベルがずれてしまうと、社員のヤル気はあっという間にしぼんでしまいます。

いずれも当たり前のことなんですが、実は難しく、意外にできていないものです。皆さんの会社はどうでしょうか。少しづつ変えていくことで、社員がいきいきと仕事ができる組織になるものだと社長さんは話していました。私もまったく同感です。


2017年10月18日 05:37
FP・社会保険労務士事務所  つくるみらい
ファイナンシャルプランナー一柳賢司

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社会保険労務士
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一柳 賢司

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