夏の甲子園もいよいよ決勝戦です
今年の夏の甲子園、感動的な試合が多いのは気のせいでしょうか。試合終盤、最終回に大きく試合が動く、勝敗が決まるような「気」がしていました。でも「気」ではなかったようです。
ちょっと、集計してみました。昨日までの全47試合の総得点510点。このうち、その試合の最終イニングで入った得点が102点、実に総得点の20%が最終イニングの得点でした。それだけ、「最後まで何が起こるかわからない」ということなんですね。
ほんのもう少しのところでスルッと勝ちを逃した学校もあれば、崖っぷちから逆転した学校もあり、ほんの紙一重で勝ち負けが決まる。「運も実力のうち」ともいいますが、それまでの人知ない努力の結果だけでは測れない、何かが作用するんでしょうか。いくら練習を積んでも、「甲子園での勝利」というものを心のどこかに意識した時、「平常心」を保つことはなかなか難しいのかもしれません。
それでもどんな結果になろうが、「礼に始まって礼に終わる」という高校野球を見ていると、最後にはどちらの学校に対しても拍手を送りたくなります。
今日の決勝戦はどちらの学校が勝っても初優勝、勝手ですが記憶に残る名勝負を期待したいと思います。
2017年08月23日 09:28