colour-pencils-1515046

HOMEブログページ ≫ こんなところにもナンバリングが ≫

こんなところにもナンバリングが

金戒光明寺山門(20170911)
地下鉄や、私鉄ではすっかりおなじみとなっている駅ナンバリング、JR西日本でも平成30年3月から主要12路線300駅に導入する予定となっています。このナンバリング、もう一つ静かに進んでいるところがあります。

それは高速道路。首都高や阪神高速は既に導入されていたため対象外となっていますが、それ以外の全国の高速道路や、自動車道に対してアルファベットと数字で付番がされています。体系は馴染みのある鉄道のナンバリングと同じですが、大きな違いが二つ、
➀アルファベットは「E」で固定
②数字は高速道路ごとに付番される(鉄道は駅ごとに付番されているが、高速道路はサービスエリアやインターチェンジへの付番ではない)
という点です。

「E」は、高速道路を表すExpresswayの頭文字からとったものです。数字は、その高速道路に並行する国道がある場合にはその国道の番号から、ない場合には国道に使われていない番号を連番で付番しています。例えば、東名高速「E1」(国道1号線が並行)、京都縦貫自動車道「E9」(国道9号線が並行)、横浜横須賀道路「E16」(国道16号線が並行)といった具合です。

ただ、このルールだとちょっと不便なパターンを見つけました。それは同じ国道に複数の高速道路が並行する場合、同じナンバー付番されます。例えば、名神高速道路は国道1号線が並行するため、東名高速道路と同じ「E1」となります。また、この逆のパターンもあります。1つの高速道路に複数の国道が並行する場合、高速道路の区間ごとにナンバーが変わります。例えば、中央自動車道では、高井戸~岡谷までは「E20」(国道20号線)、岡谷~小牧までは「E19」(国道19号線)、双葉JCT~長坂JCTの間は「E52」(国道52号線)となるのですが分かり難くないですか?

「路線名だけでは分かり難い」という利用者からの声をきっかけに、導入が検討され、今年2月の法律改正からインターチェンジ周辺やジャンクションの道路標識、地図やカーナビへと順次導入が進んでいます。ただ、鉄道のように1つの番号がユニークではない点が、今後導入が本格的に進んだ時に、
・なんで同じ高速道路なのに番号違うの?
・なんで同じ番号なのに高速道路が違うの?
ということにならなければよいのですが。

高速道路ナンバリングの一覧はこちら

※写真は金戒光明寺山門(京都市左京区)

2017年09月11日 06:44
FP・社会保険労務士事務所  つくるみらい
ファイナンシャルプランナー一柳賢司

ファイナンシャルプランナー
社会保険労務士
マンション管理士
一柳 賢司

TEL:050-3580-0300

受付時間

月曜~金曜 10:00~18:00
土曜 10:00~12:00

定休日:土曜午後・日曜・祝日

お問い合わせはこちらから≫

モバイルサイト

FP・社会保険労務士事務所 つくるみらいスマホサイトQRコード

FP・社会保険労務士事務所 つくるみらいモバイルサイトへはこちらのQRコードからどうぞ!