お金とのつきあい方
お金といいおつき合いをしている人は、お金のことをよく知っていて、またお金が自然と集まります。逆にいいお付合いができていない人は、あまりお金のことを知らず、またお金が知らない間に手元から離れていきます。
お金とのいいお付合いとは?
まず、今自分の財布の中にいくらお金が入っているかを知っているか、ということです。知っている人は、しっかり手元のお金の管理ができている人です。逆に「いつの間にか財布の中のお金がない、何に使ったかも思い出せない」ということがよくある人は、お金の管理が上手くできていない、ということになります。
次に、今自分の資産がどこにいくらかるのか、借金がどこにいくらあるのかをちゃんと把握できているかということです。金額の大小や、貯金より借金が多いとかはここでは問題ではありません。問題なのは、その大小や有無の程度を知らないことです。どこに何がどれだけあるか、財布の中身以外のお金についての管理も大切です。
そしてもう一つ、日頃お金を大切に扱っているかということです。経験上、お金を大切に扱っている人は、お金の管理ができ、資産管理が上手い人が多いと思います。お金を大切に扱うとは、例えば財布の中でキチンと整理ができている、小銭を会社や自宅の机の引き出し等に雑に放置していない、などです。雑に財布をポンと投げたりする人がいますが、これではお金の神様が逃げてしまいます。もちろん、すべてがそうとはいいませんが、やはりお金に対する意識が雑であると、管理もできず、知らないうちに無くなっている、貯まらないということになります。
私のおすすめ、まずお金を大切に扱いましょう。財布に入れるお札の向きを合わせること、ちょっとしたことですがこれだけでも意識が変わります。コンビニのお釣りでも向きをあわせて渡してくれます。お金を大事に扱えば、意識が変わり、管理が上手くなります。
お金とのつきあいは、人とのつきあいに似ています。大切にすれば長く、いいおつきあいができ、縁が広がり集まってきます。ちょっとした意識改革から始めてみませんか。
※写真は直指庵境内にて(京都市右京区)
2017年09月12日 05:10