午前・・キャリアガイダンス講師 午後・・年金研修会
午前中は、大阪情報コンピュータ専門学校のキャリアガイダンスにて1時間の講演をさせていただきました。対象は2019年4月新卒となる学生さん、いよいよこれから本格的に就活を開始するという皆さんです。
IT業界での経験、採用担当者としての視点、FP・社会保険労務士としてはキャリアプラン形成や、昨今の働き方などの話題を織り交ぜた内容で話をしました。学生の皆さんにどれくらい伝わったでしょうか。
最も伝えたかったことは、
・本格的な就活開始まではまだ5カ月あります。その間に心の準備をしておくこと
・自分が本当にやりたいことは何かを見つけること
・「就社」ではなく「就職」をして欲しいこと
・就職を目的としない、仕事は社会で生きていくための手段であり、すべてではないこと
今日参加された学生の皆さん、是非「自分にあった仕事」を見つけてください。
講演後は、すぐに京都に戻り、京都府社会保険労務士会の年金研修会に出席。毎年のように実施される法律改正で、年金制度は今や複雑怪奇の産物、私たち年金のプロである社会保険労務士でさえもついていくのが大変な代物です。今回の研修では、今年の8月から実施された「10年期間短縮年金」や「性同一障害者の年金制度」、つい最近話題になった振替加算の支給漏れについて、詳しい講義を受講できました。
改めて思うのは、やはり年金制度は難しすぎるということ。おそらく世の多くの人は自分の加入している年金制度がどういうものか、どういったときにいくらもらえるのかということを知りませんし、また計算することもできないのではないでしょうか。もっとシンプルに、簡易に計算できるような仕組みにならないものかと考えてしまいます。もっとも、難しいので我々が必要とされるという一面もあるのですが。
午前・午後と中身の濃い、非常に充実した一日でした。
※写真は佛光寺(京都市下京区)
2017年10月04日 05:07