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人生90年で考えましょう

中秋の名月(20171005)
みなさんは何歳までの人生設計を考えていますか?

少し前になりますが、先月の敬老の日、100歳以上の人口が6万7000人と過去最高になった報道がありました。調査が始まった1963年と比較すると、なんと440倍、医学の進歩や日本人の食生活の向上のなせる技です。長寿は喜ばしいことですが、考えなければいけないこともあります。

さて、私のマネーセミナーの一つに、「人生90年時代のライフプラン」というお題目があります。最近マスコミでは「人生100年」とも言われていますが、私はあえてより現実的な90歳という数字を取り上げることにしています。というのも、厚生労働省が発表してる簡易生命表(平成28年)では、生まれた人を仮に100人としたとき、各年齢ごとに生存している人を推計することができます。5歳ごとに抜粋すると以下の通りです。

年齢 生存数(男性) 生存数(女性) 年齢 生存数(男性) 生存数(女性)
0歳 100 100 55歳 95.23 97.18
5歳 99.73 99.73 60歳 92.82 95.99
10歳 99.68 99.70 65歳 89.08 94.30
15歳 99.64 99.66 70歳 83.34 91.76
20歳 99.51 99.60 75歳 75.14 87.84
25歳 99.26 99.50 80歳 63.28 81.18
30歳 99.00 99.37 85歳 46.06 69.23
35歳 98.69 99.21 90歳 25.60 49.86
40歳 98.30 98.97 95歳 9.10 25.18
45歳 97.71 98.61 100歳 1.58 6.92
50歳 96.75 98.05 105歳~ 0.09 0.84

 
男性で4人に1人、女性で2人に1人が90歳まで生きられると推計されています。しかし100歳ともなると、男性で100人に1.6人、女性で100人に7人となり、これくらいであればまだリスクとしてはそれほど大きくありません。これが、「人生90年」として想定する理由です。

そこで、今から準備しておくポイントは3つ、「経済力」「生活力」「心身の維持」ですが、最も影響が大きいのはやはり、「経済力」でしょうか。今までであれば、定年退職後10~20年を考えておけばよかったのですが、これからは20~30年と10年プラスしてマネープラン考えておく必要があります。今から貯蓄計画を見直す、定年後にも仕事ができるようにスキルを身に着けておく、売却益のある自宅であれば処分して地方に移り住む等、方法はいろいろあります。

仮に同い年の夫婦が共に90歳まで生きる確率も単純に計算すれば8分の1、今のうちに一度話し合っておくのもいいかもしれません。

※写真は昨夜の中秋の名月、綺麗でしたね。
2017年10月05日 07:46
FP・社会保険労務士事務所  つくるみらい
ファイナンシャルプランナー一柳賢司

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