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日本郵便の「webレター」は便利なビジネスツールかも

伝道院(20171114)
最近日本郵便が発行した記念切手を調べようと、何気なくホームページを見ていて飛び込んできた、「webゆうびん」の文字、読んでみると実はコレ、結構便利なツールかもしれません。

その仕組み、簡単に言えば原稿と宛名を日本郵便の指定の画面にアップロードすれば、最短で翌日には相手に配達されるというもの。普通、何かを相手に送るときの、「文書の印刷➡宛名の印刷➡折り込んで封筒に入れる➡切手を貼る➡投函」という手間をすべて省くことができるということになります。

とはいえ、費用対効果がなければメリットはありません。このwebゆうびんの料金は、
白黒  1枚97円(税込)  追加は1枚5円
カラー 1枚143円(税込) 追加は1枚51円

で、MAX8枚まで1通に封入することができます。最低価格は白黒で1通1枚と想定して97円、通常の郵便料金にプラス15円ということになります。仮に1,000通送るとして15,000円、これをもし企業内でするとしたらどれくらいの人件費になるか、ちょっと試算してみました。厚生労働省の平成28年の調査結果では、パートなどの短時間労働者の給与の平均は時給1,000円前後、正社員で1,500円前後(いずれも25~30歳を想定)で仮定すると、パート労働者の15時間分、正社員の10時間分の人件費に相当します。さて、割高?それとも割安?

これ相当割安ですよね、人の手で、のべ10~15時間で上記の作業をして1,000通を作るのはおおよそ不可能です。定例的な請求書発送や、顧客への何かの案内などに利用するメリットは大いにありそうです。15時までにデータをアップロードすれば、最短で翌日には届くことや、24時間いつでも対応できるなど、時間や場所の制約もありません。

話は変わりますが、前職で大手保険会社のシステム開発を担当していた頃、郵便料金を割安にするための改修を2度対応したことがあります。最初は郵便物を受取人の郵便番号順に並べて作成するというもの、2回目は受取人の住所をバーコード化して印刷するというものです。保険会社が契約者宛に発送する郵便物の量は、保有契約数にもよりますが、控除証明書や契約内容のお知らせなど、全契約者に送付する書類などは一度に1,000万通を超える場合もあります。郵便料金が仮に1通で3%でも割安になれば、システム改修代に投資しても、長い目で見れば十分にお釣りがくるのです。ちなみに日本郵便のホームページでは、郵便番号順に並べるとMAXで6%、住所のバーコード化で3%割引になります。手元に届く郵便物、よく見るとバーコードが付いているものがあるのは、費用削減効果のためなんです。

先ほどのwebメール、1通でも利用できることもあり、クライアント様への通知などに一度お試しに利用してみようかと考えています。またその折にはここで紹介します。

※写真は伝道院(京都市下京区)
2017年11月14日 06:12
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ファイナンシャルプランナー一柳賢司

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