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来年2月、京都駅の近くに新しい町ができます

霧多布岬(20171119)
町と言っても、地図に記載されるわけでも、誰かが住民になることもありません。京都駅の東に期間限定で、常設の飲食・物販・イベント等のテナントで構成されるコミュニティエリアがオープンすることになったのです。

このエリア、2023年に京都市立芸術大学が、現在の西京区沓掛から移転する予定地の一角であるため、工事が本格的に始まる2020年上半期までの2年半の予定で開設されるものです。町の名前は、このエリアの地名から、「崇仁新町(すうじんしんまち)」と命名されます。以前は崇仁小学校や市営住宅が建ち並ぶ地域でしたが、小学校は今から8年前に、近隣の3つの小学校との統合により、今は校舎と運動場のみが残り、市営住宅も他の地域への移転工事が始まっています。既に整地化されて平地となっているところもあり、今回はそのスペースの有効活用と、地域の継続的な賑わいを創出しようという試みのようです。

個人的に「グッドアイデア!」と感心したのは、飲食や物販店舗の配置やデザイン、空間やインテリアのデザイン、集客イベントの企画、スポンサーの手配、広報チラシのデザイン等に京都市立芸術大学の学生や院生が参画していること。最も得意なスキルを活かして、自分たちの大学が移転する場所での企画にかかわることができる、というのはとても意義があることです。京都市のこの取り組みに、ここは拍手です。

さて、京都駅から歩いて5分という立地と、営業時間が23時までということで、観光客だけでなく、学生や仕事帰りのサラリーマンで賑わうかもしれません。プレオープンは来月22日のクリスマスイベント。ちょっと期待して、いずれ覗いてみたいものです。 冒頭で、「地図に掲載されるわけでもない」と書きましたが、2年半もあれば、もしかするとGooglemapに掲載されるかもしれませんね。

☞「崇仁新町(すうじんしんまち)の開設について」の京都市の資料はこちら

※写真は霧多布岬(北海道浜中町)

2017年11月19日 09:22
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ファイナンシャルプランナー一柳賢司

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