元旦休業を働き方改革というのはどうでしょうか
今年は年末年始のカレンダーにちょうど土日を含むため、サラリーパーソンの方には少し短めの年末年始休暇になります。それでも、年始4,5日を休めば11連休となる可能性もあり、毎年この時期に海外へ出かけることをライフワークとされる人にとってはそれほど関係ないのかもしれません。
私は最初に就職した会社が銀行系列の企業であったこと、転職後にはシステム開発にかかわった主な企業が金融関係だったこともあり、29日あるいは30日まで仕事をすることがほとんどでした。開発しているシステムが年末年始に本番リリースという年には31日まで、あるいは2日から仕事という年もあったことを記憶しています。システムの入れ替えは時間がかかるため、年末年始の休業期間中に行われることが多いのです。
さて、今年は「働き方改革」の影響なのか、元旦営業を取り止めたり、あるいは3が日すべてを休みにするといったサービス業がいくつか報道されています。これに対する意見、「社員のモチベーション向上にために元旦ぐらい休むべきだ」とか、「元旦も利用したい人がいる、サービス業としての商機を逃している」など賛否両論のようです。皆さんはどのように考えますか。
私は、元旦営業の是非と「働き方改革」を結び付けること自体がそもそも違うのではと考えます。社会インフラや多くのサービス業にかかわる人など、普段と変わりなく仕事をしている人は、それこそごまんといます。たまたま交代勤務やシフトの関係で、或いは自ら希望して働いているわけで、いわゆる休日返上とか、超過勤務をしているというわけではありません。この人たちが働いているからこそ、我々は年末年始を過ごすことができているという一面もあります。「働き方改革」と一括りで論じる問題ではないように思うのですがどうでしょうか。
さて、話しを元に戻して、今日で仕事納めの方、1年間お仕事お疲れ様でした。ゆっくりと年末年始を過ごしてリフレッシュしてください。
私も、明日29日から年始4日まで休ませていただき、ハードとなりそうな1月に備えたいと思います。なお、メールでのお問い合わせやご相談は受け付けていますが、回答やご連絡は5日以降となりますので、ご了承ください。
2017年12月28日 06:22