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京都市のバス・地下鉄の一日、二日乗車券が変わります

京都・時代祭館(20180114)
京都市内を観光するときに何かと便利な乗車券、今年の3月に新しくなります。

観光客だけでなく、地元市民も利用する市バスや地下鉄の一日乗車券等の名称・金額が変更となることが、京都市のホームページに掲載されました。以下、その一部を抜粋です。
現在
【名称・値段(こども料金)】
3月から
【名称・値段(こども料金)】
市バス・京都バス一日乗車券
500円(250円)
バス一日券
600円(300円)
京都観光一日乗車券
1200円(600円)
地下鉄・バス一日券
900円(450円)
京都観光二日乗車券
2000円(1000円)
地下鉄・バス二日券
1700円(850円)
市営地下鉄1dayフリーチケット
600円(300円)
変更なし


現在の➀は市バスと京都バスのみ、②③は➀+地下鉄を一日もしくは二日乗り放題となるチケット、②③は名前だけでは何に使えるのか分かり難いところがあります。それが3月からは名称ではっきり使い道がわかるようになります。市バス・京都バスの料金は均一区間では230円、地下鉄は初乗りが210円、最も高くなると350円。2~3か所観光地を回れば、コスパとしては十分に元が取れる料金になっています。

今回、現在の京都観光一日乗車券・二日乗車券の価格が下がることで、地下鉄を組み合わせて観光地を回るにはさらにお得になっています。地下鉄烏丸線とバスを使って、金閣寺や大徳寺、北野天満宮を観光した後で、東西線を使って醍醐寺や毘沙門堂へ移動といったときにはとても割安です。

なお、現行乗車券を持っている場合の取扱いには注意が必要です。
➀市バス・京都バス一日乗車券
・平成30年6月30日までは利用可能
・平成30年7月1日~平成31年3月31日までプラス100円でバス一日券に交換可能

②③京都観光一日乗車券、京都観光二日乗車券
・利用期限なく引き続き利用可能
・平成31年3月31日まで新乗車券+300円で交換可能、もしくは200円を引いて払い戻し可能

つまり、市バス・京都バス一日乗車券は、6月30日までならそのまま持っていて利用した方がおトク、京都観光一日乗車券は新乗車券に交換して差分を返金してもらった方がおトクということになります。
 
ここでひとつ注意、観光シーズンの市バス・京都バスは特に最近非常に混雑します。そのため、バスが来ても満員で乗れない場合や、逆に目的のバス停で降りれないということもありますので、その点は注意が必要です。ある程度はどこに行くかということを決めて、交通手段を選んで、どの乗車券がおトクになるかを考えて購入することをおすすめします。

※写真は京都・時代祭館 十二十二【トニトニ】(京都市左京区)

2018年01月14日 07:53
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