祇園・新橋通界隈の問題が改善されるかもしれません
私も仕事の途中、このあたりを歩くことが多いのですが、この問題となっている光景を度々目にします。それは、結婚式の「前撮り」、和洋中いろいろな衣装に身を包んだ二人と、撮影スタッフが大抵3~4人の集団。多いときは東西わずか150mほどの間に3、4組が撮影しているということもあります。
問題となっているのは、この人たちのマナーの悪さ。もちろんすべてではありませんが、ちょっと目に余るときがあります。橋の上で、断りもなく通行を妨げて、何カットも撮影をする、他人の敷地の中に入って、或いは夜に光々とライトをつけて撮影をするなどです。私も何度も通行を妨げられて、途中であきらめて迂回したこともあるほど。こういった状況に、地元「祇園新橋景観づくり協議会」が業者に申し入れを行ったことが京都新聞に掲載されました。
地元で事前に行ったアンケートでは、「禁止すべき」という意見も4割近くあり、観光については寛容な京都市民も、さすがに今の状況には「ノー」のようです。要請は、「撮影は午前中」「夜間撮影は全面禁止」といった内容ですが、個人的な意見として、「撮影場所を決める」「通行の妨げになる通りの真ん中では撮影しない」なども必要かと思います。
あくまでも要望なので、業者がすべて受け入れるかどうかは疑問ですが、このまま放置すれば、自分たちの首をさらに絞めることにもなりかねないこと。業者にとってはそれも仕事でしょうが、他人に迷惑をかけてまでする仕事は、仕事とは言えないのではないかと思いますが、どうでしょう。
私がこのあたりで見かける「前撮り」、おそらく7割は外国人。祗園で前撮りをするという高揚感、それとも「旅の恥はかき捨て」という考えがそうさせるのかもしれませんね。もし自分なら、あそこまで人の流れを止めてまで、とても恥ずかしくでできないのですが。
※写真は細岡展望台からの釧路湿原(釧路市)
2018年01月21日 09:29