過去最強クラスの寒波来たる
単に1日雪が降っても、その後に普通の日が続けばすぐに雪も解けて、それほど影響はないのでしょうが、今回の場合には寒波がセットになっていたため、影響が長くなったようです。首都圏では交通インフラの影響で物流が止まり、生活にも少なからず支障が出ています。北海道・東北や北陸のように、冬になれば日常の風景という地域であればともかく、数年に1回を想定してリスクに対する準備を求めるのはちょっと無理なんでしょうかね。
それにしても、都市は雪に弱いというのは日本に限らず、どこでも同じ。コンクリートやアスファルトで覆われた地面に雪が降り、そこを多くの人が歩く、多くの車が走る、電車が走るなんてのは無理です。まして、そこに「定刻通り」「いつも通り」を求めるのはなおさら。今回、気象庁や国交省が早めに注意喚起のプレスをして、企業も早く終業して社員を帰宅させています。こういった対策がされるようになったことだけでも、以前にくらべ改善されているのではないでしょうか。
今回の寒波は、専門家いわく「偏西風の大蛇行」が原因とのことですが、その根本には温暖化があるとすれば、今後は気候変動の振れがもっと大きく、普通に起こることなるのかもしれませんね。こればかりは抗うことはできません。順応して生活していくしかありませんね。
個人的には、冬はきれいな写真が摂れることが多いのが魅力なんですが。
2018年01月27日 09:03