2月の北の大地も大きかった
以前から行きたかった2月の北海道、たまたま訪れた期間は、現地の人曰く「あったかい日」で、最高気温は0度ほど。それでもしんしんと降り続く雪と、見渡す限り真っ白な光景には、改めてスケールの大きさに触れることができました。
今回は旭川市内での宿泊、ホテルから見える光景は、営業前に店の前をスコップで除雪する人や道路を走る除雪車、近くの雪置き場には、頻繁にトラックが雪を運びブルトーザーで積み上げる様子。北海道の冬には欠かすことができない作業なのでしょうが、眺めながらふと頭をよぎったこと、「これいったい、どれくらいの費用がかかるんだろう」
旭川市のホームページで公表されている平成29年度の除雪費は29億4503万円、結構するんですね。ちなみに札幌市では、道路除雪費としての今年度の予算はなんと158億円。では、「人口一人あたりではいくら?」と気になり計算してみると、旭川市で8,648円、札幌市で8,061円、単純比較はできませんが、一人当たり8,000円というのが相場なんでしょうか。
こういった市が負担する費用以外にも、個人で支払う除雪費や暖房費などの負担を考えると、北の大地で生活するには、自然の美しさといった見た目だけではない、現実的な一面もあることを少し考えさせられました。
短い滞在でしたが心の洗濯には十分、また明日から仕事に頑張らねば。
※写真はセブンスターの木<2018.2.10撮影>(北海道・美瑛町)
2018年02月12日 09:41