登記事項証明書の発券請求機利用のススメ
法務局で申請書を記載して窓口へ提出ということでは、時間もかかるだろうと、予めネットで申請書のフォーマットを取り出し、必要事項を記載して持参しました。以前に仕事で法務局に出入りしていた妻から「請求できる専用端末があるので、そちらですると早いかも」と言われてはいたのですが、せっかくのアドバイスも利用する気はあまりなく、申請書を窓口に提出するつもりで出かけました。
いざ京都法務局の2Fフロアに入ると、そこには「発券請求機を是非ご利用ください」の文字と誘導する大きな☞マークの立て看板、4台並んだ機械を利用している人もなく、ちょっと寂しげ。「不慣れでも後ろに並ばれることもないだろう、だったら使ってみよう」、興味本位で利用してみました。
入力はすべてタッチパネル方式、私の場合は法人に関する証明書のため、初めに企業名または法人番号による検索。次に必要な証明書を選択し、発行枚数を入力。最後に申請者名をカタカナで入力したら請求内容と発行に必要な印紙代を確認して請求ボタンにて確定。わずか1分ほどで終了です。プリントアウトされた引換証を手に、あとは印紙を買って待つだけと、印紙購入の窓口へ向かった途端、「一柳様」との呼び出し、あまりの速さに驚くばかりです。これは、結構使えます。
調べてみると、平成25年には既に設置されていたようで、正確にいつから導入されたかは分かりませんでした。私も10年以上法務局には行ったことがなかったため、このような便利なものがあることを知りませんでした。窓口の前の待合席には多くの人が座っているのを尻目に、ものの3分ほどですべて終了です。法務局を利用する場合には、「発券請求機」是非利用してみてはいかがですか。「書く」手間と、「待つ」時間を省けますよ。
※写真は美瑛駅構内にて(北海道・美瑛町)
2018年02月21日 06:32