どうしてこんなことになってしまったのか
財務省の官僚による公的文書の書き換え、こんなことがあっていいんでしょうか。一般企業で、事後に社内文書が書き換えられ、それが上司や社外に提出されたら大問題です。少なくとも、何らかの処分を受け、会社としてもその信頼性に大きなキズが付いてしまいます。
財務省の官僚といえば、エリート中のエリートであり、またこの国のもっとも重要な部分を担っている人達です。そんな人達がする仕事とはとても思いたくないのですが、あまりにも空しく感じます。
明日以降、野党は鬼の首を取ったかのように、「辞任だ、倒閣だ」と声高に訴えるのでしょうが、それは最後に政治が取るべき責任。党利党略や政治家個人の思惑ではなく、まずはなぜこういったことが起きたのか、政治家の責任としてその原因を明確にしてほしいものです。とてもこれほどのことを一官僚の判断で行ったとは思えません。まずは原因をはっきりしてください。
「日本の官僚は世界で一番優秀」というのが、残念ながら昔話になってしまったとは思いたくないのですが。
2018年03月11日 11:53