新社会人となる人へ、最初が肝心です
卒業の余韻もほどほどに、1週間もしないうちに多くの人は「新入社員」として、社会人の第1歩をスタートとなります。前職で長く人事担当者として新入社員を迎える立場にいたためか、この時期になると、もうサラリーパーソンではないのですがどことなく落ち着きません。
さて、4月から社会人となる皆さん、まずこの1週間どのように過ごしますか。下宿をしていた人は、引き払って実家に戻る、あるいは就職先へ引っ越すなど、まだまだ忙しい時期かもしれませんが、できる限り体内時計を9時から17時まで仕事ができるように調整しておいてください。9時に会社に出勤するためには、通勤の時間を逆算して、起床時間が決まります。今年は、最初の1週間が5日間あり、緊張の連続、学生の頃の体内時計では務まりません。せめてこの1週間は規則正しい生活を心がけることをおススメします。
そしていよいよ4月2日から出社となりますが、何事も最初が肝心です。まず新入社員に求められるのは何よりもしっかりとした「挨拶」、社会人になると「挨拶」はどこに行ってもついて回ります。そして、これからは上司、先輩社員、同僚、お客様、取引先など多くの人と接することになります。学生時代はちょっと気に入らない人に対しては「無視」もあったかもしれませんが、社会人にはこれは通用しません。新入社員にとってはすべての人が目上、きちんとした挨拶を自分から先にすることを心がけてください。これが最初にキチンとできるだけで、第一印象が変わるはずです。就職活動の時にもおそらく何度も聞いたことがあるかと思います。挨拶や身だしなみは、その人に対する第一印象を決めてしまいます。最初に損をしないよう、心がけてみてください。
私は、今週末の31日には顧問先の新入社員の方にセミナーを行うことになっています。お会いできるもの楽しみですが、何よりいい第一歩となるような、意義のあるセミナーにしたいと思います。
※写真は墨染寺境内にて(京都市伏見区)
2018年03月27日 06:04