ビジネスでよく使うものが一つ増えました
仕事柄、例えば社会保険の手続きや労使協定の提出などで、年金事務所や労働基準監督署へ申請書面等を持参・提出します。その際、いうまでもなく原本は提出となりますが、複写になっていない書類、つまり会社用控えを受け取れない書類については、もう一部作成し、届出印や受領印を押印してもらうことになります。対応される署員の方も2部提出すれば、一方が提出用でもう一方は会社控えとわかっているので、相応の対応はされるのですが、会社控えの方には毎回「控」を丸で囲んで記入・提出していました。
2月末、ある手続きのため、非常に多くの提出書類を作成し、「控」を丸で囲む作業の繰り返し。ふと「これ、ハンコ作ったら」と思い、ネットで検索すると、当然のことながらヒットしました。シャチハタ印で「控」を丸もしくは四角で囲んだものが、赤もしくは青色の2種類。早速購入して、以降愛用品となっています。ちょっと気付くのが遅すぎたとも言えますが。
ところで、シャチハタ印は多くの人が利用していますよね。会社でも自宅でも、認印としてして使ったり、小さいサイズであれば訂正印としても利用できます。ただ、使えない場面もあります。例えば、銀行や役所への届出印や、契約書等には使えません。この理由ってご存知ですか。それは、材質。シャチハタ印は内蔵のインクが染み出て押すため、柔らかいゴムでできています。一方、朱肉を使う印鑑は、石や象牙などの固い材質でできています。後々、印影を比較して確認する必要がある場合に、劣化しやすいゴム製のシャチハタ印では適さないためです。また、インクも時間が経つと滲んで劣化します。銀行等で朱肉を利用した印鑑を求められるのはこういった理由があります。
新社会人となって早速シャチハタ印を購入した人、どこにでも使えるものではありませんので、ご注意を。
2018年04月05日 11:10