店員を大切にする、素敵なオーナー様にお会いすることができました
私は、顧問契約を結ばせて頂く際、事前にオーナー様とじっくりお話しをさせていただくことにしています。それはまず私の考え方をご理解いただきたいと同時に、オーナー様の考え方も知っておきたいため。要は双方に信頼関係を築くことがなければ、いい仕事ができないと考えているためです。
社会保険労務士は企業と顧問契約を結ぶ場合、基本的にはオーナー様から顧問料を頂くことになります。もちろん、オーナー様からの依頼を受けて仕事をする訳ですから、その依頼を実現することがミッションとなり、どちらかといえば、会社や経営者寄りの立場になります。ですが、私はそれだけでは意味がないと考えています。なぜならそこには社員や店員といった会社やお店を支える人がいて、その人達が働いているからこそ、会社やお店が成り立っているのです。その人達が働きやすい、会社やお店を好きになる環境を作ることも、社会保険労務士の仕事だと考えています。
そこで、私はオーナー様にこのことをお話しし、「決してオーナー様だけを見て仕事はしません、社員や店員さんと双方に幸せになってもらえるように仕事をしますが、それでもよろしいですか」とお伝えし、賛同を頂いています。もし、「それでは困る、会社最優先で仕事をしてくれ」と言われれば、私の方から契約を辞退させていただくことになります。
昨日お会いしたオーナー様とその奥様も、店員さんのことを大切に考えている人でした。こちらと顧問契約を頂くことができたこと、今後お役に立てることはとても有り難いことでもあります。労使双方にウィンウィンとなっていただけるように、よいパフォーマンスをご提供したいと思います。
※写真は上御霊神社境内にて(京都市上京区)
2018年04月28日 16:25