新入社員の皆さん、心にメリハリを持ちましょう
4月の一か月間の研修を終え、今日から配属という人は多いのではないのでしょうか。とは言え、明後日からまた連休、心身のコントロールが難しいですね。新入社員に限ったことではありませんが、先輩社員とはそこは経験値の差。ついこの前まで学生であった新入社員にとっては、この連休はいわゆる5月病にかかるきっかけになりやすい時期にもなります。
この連休は、緊張続きであった4月の疲れを取るにはいい時間になります。身体の疲れはリセットし、回復するのはいいのですが、心(気持ち)はリセットしすぎると社会人モードに戻れなくなってしまう人が少なからずいます。私も人事担当者時代にそういった新人を少なからず見てきました。その人達と話してみるとある共通項があったように思います。それは、社会人に戻る時間を持っていなかったこと。
連休中、学生時代の友人と会ったり、旅行に行ったり、趣味やスポーツを楽しんでリフレッシュすることは気分転換にもなり、ワークライフバランスとしても大切なことです。ただ、それを連休最終日ギリギリまで、さらに言えば出社当日へ日付が変わるまで楽しんだことで、その余韻を引きずりながら出社してしまうと、仕事に戻れなくなってしまいます。社会人になって最初のゴールデンウィーク、初任給もでて、思いっきり楽しもうという気持ちも分かりますが、メリハリをつけないと反動も大きくなります。
せめて最終日は少し時間的な余裕を持って、ゆっくり過ごす。翌日からのことを少し考えながら、急激な変化にならないようにすることも社会人として大切なことです。新入社員のみなさん、4連休の過ごし方を考えてみてください。
※写真は高台寺参道(京都市東山区)
2018年05月01日 08:42