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37年連続減、まだまだ折り返しにも来ていない?

京都御所にて(20180505)
今日はこどもの日、毎年この日になるといわれるキーワード、「こどもの数が〇〇年連続減少」

今年で37年連続で減少とのこと、第二次ベビーブーム(1971~74年)後もしばらく子供の数は増え続け、減少に転じたのが1982年、以降減り続けています。減少している世代から生まれるこどもがさらに減り、その繰り返しがあと1世代繰り返さると、2053年には総人口は1億人を割り込みます。さらにその後、推計では2065年には8808万人、現在の人口の3分の2。

2053年、まだまだ先のことのように感じますが、わずか35年後のこと。今から35年前といえば1983年、東京ディズニーランドが開園し、マイケルジャクソンの音楽が大ヒットしたあの年です。そう考えると、こどもの数の減少、総人口の減少はまだ折り返しにも来ていないのかもしれません。

にもかかわらず、いろいろな箱モノが全国各地に際限なく作り出されています。高速道路、空港、オフィスビルや複合型のレジャー施設そしてリニア新幹線。生活が便利になるのはいいことですが、いつもどう考えても摩訶不思議なことが。これらの維持に係るコスト、今後将来に渡って果たして負担できるのでしょうか。社会保障に今より更に負担が増える一方で、こうした箱モノを維持するために、税金やサービス利用にかかる出費が増える、これから生まれてくる世代の人達にはあまりに厳しい状況のように思うのは私だけでしょうか?

今、日本の力はあらゆる面で劣化し、後退していると言われています。過去の貯金の恩恵に預かっている我々の世代には、もしかすると「今が良いなら、まぁいいか」という考えがどこかにあるのでしょうか。でもこのままでは子や孫の世代、この国は大丈夫とはとても言えないように思います。

そろそろ、本当にどうするのか真剣に考えないといけない時期に来ていると思うのですが、成り行きに任せるしかないんでしょうか。


2018年05月05日 17:23
FP・社会保険労務士事務所  つくるみらい
ファイナンシャルプランナー一柳賢司

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