何が起こっているのかよくわかりません
昨年から言った言わない、記憶の限りでは会っていないと言い続けてきた、ある最側近の元首相補佐官。記憶がはっきりして思い出されたのでしょうか、あるいは会ったと発言しても整合性が合うように環境が整ったのでしょうか。ようやく会ったことを認めるようです。となると、あれだけ国民に対して記憶にないといい続けてきたことはいったい何だったんでしょうか。いわゆる「嘘」をついていたということですが、更にたちが悪いのはその嘘を正当化するために、相手方を否定したこと。この人が国の中枢の仕事をしていて本当に大丈夫なんでしょうか。
離れたり、くっついたりとまるで子供の仲良しグループの離合集散を見ているような光景が昨日のニュースで流れていました。くっつくときにはその3分の1ほどの人はまた違う方を向いたり、ともう何がどうなっているのかよくわかりません。この人たち、昨年の選挙で国民の代表として選ばれた国会議員という立場にあるのですが、選挙中と選挙後の主義主張に一貫性があるとは思えず、自分の保身のためだけに行動しているように見えるのですがどうでしょうか。この人達が国民を代表する仕事をしていて本当に大丈夫なんでしょうか。
「セクハラ罪という罪はない」、この発言には我が耳を疑いました。それも内閣の中でも首相に次ぐポジションにいる人の公の場での発言。確かに罪にはないのでしょうが、この人には一般的な倫理観というものはないのでしょうか。あまりに常識外れで、到底理解できるものではありません。この人がこんな重要な地位にいて本当に大丈夫なんでしょうか。
この3つに限らず、ここ数カ月に国会や霞が関で起きていることは、普通に持ち合わせている価値観や倫理観からあまりに外れているように思います。何が是で何が非か、せめてこの点は守っていただかないと、この国の質がどんどん劣化していってしまうのではないかと思うのですが、心配のし過ぎでしょうか。
※写真は上御霊神社境内にて(京都市上京区)
2018年05月08日 08:12