心の病を患った社員さんへのサポート
その内容は、採用時から大事に育成して今後に期待していた社員が、心の病気で休職となってしまったこと。その前日まで普通に出社し、他の社員とも笑顔で話し、その日の定時後には社外研修まで受けて、最後には「また明日」と言って同僚と別れた翌日からの、突然の休職。オーナーをはじめ、他の社員にも影響は大きかったようです。
会社員時代、私の周りでも同様に、なんの前兆もなくある日突然出社できなくなった社員は何人もいました。人事担当者として、自宅の近くで本人と話したり、あるいは会社に来ていただいた親御さんと話したり、いろいろと対応に当たりました。今回はその際の経験なども踏まえて、オーナー様にアドバイスをしています。
心の病気は、ケガや他の病気に比べると外からその状況を推し量ることが非常に難しいという面があります。そのために、周りはどうすればいいのか分からない、特に今回オーナーは初めてのことで相当ショックを受けられていました。むやみに励ましの言葉や、回復状況を聞くといったことは避け、可能な限り心に負荷をかけないことが大事とお伝えしています。
私が応援できることは、とりあえず経済的な負担を少しでも軽くすること。ご本人のご家族との話し合いを受けて、まず傷病手当金の申請を行うことになりました。オーナーの計らいもあり、休職期間は最大限考慮するとのこと、ゆっくり仕事への復帰できるよう、サポートできればと思います。
2018年06月23日 15:28