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7月の京都といえば、「祇園祭」です

祇園祭2017(20180701)
今日から7月、京都市内では祇園祭が行われます。

祇園祭といえば、前祭の7月14~16日の宵々山~宵山と17日の山鉾巡行、後祭の24日の山鉾巡行に観光客も集中しますが、実は7月1カ月間にわたる長い神事です。始まったのは今から1000年以上の前の平安時代、八坂神社の疫病神を鎮め、退散させるための祭礼として行われています。

1カ月間の最初、今日1日に行われるのが、「吉符入(きっぷいり)」という行事。祇園祭はここから始まります。神事の始まりを意味し、山鉾の各町内で関係者が集まって、今年の祇園祭についての色々な打ち合わせを行います。

そして明日2日に行われるのが、「くじ取り式」。京都では当日のテレビニュースや翌日の朝刊等でその結果が報道されますが、全国的にはあまり知られていない行事です。これは17日と24日に行われる山鉾巡行の順番を決めるもので、京都市議会場で京都市長立ち合いのもとで行われます。

くじ取り式が行われるようになったのは今からおよそ500年ほど前、室町時代の西暦1500年からと言われています。それまでは、特に決まりがなく、巡行の先陣を巡っての争いが絶えなかったために始められた行事です。江戸時代には京都所司代がその立会人だったという、たかがくじ引きとは言えない、歴史ある行事とも言えます。ちなみにこのくじ、すべての山や鉾が引くわけではありません。「くじ取らず」といい、いにしえの頃から予め順番が決まっている山鉾があります。前祭では先頭でお稚児さんが乗る長刀鉾、5番の函谷鉾、21番放下鉾、22番岩戸山、最後の船鉾。後祭では先頭の橋弁慶山、2番北観音山、6番南観音山、最後の大船鉾の9つです。

祇園祭で始まり、送り火で終わるといわれる京都の夏。さて今年の祇園祭、天候に恵まれるといいのですが。

※写真は昨年の山鉾巡行より、河原町御池交差点での辻回し(京都市中京区)

2018年07月01日 09:24
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